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秋植え球根の楽しみ
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    チューリップ
    我が家の小さな庭に、毎年たくさんの秋植え球根を植え込みます。
    まだ寒さの残る早春からじょじょに、スノードロップ、スイセン、ムスカリ、フリチラリア、黒ユリなどの小さな芽が出始めて、しだいに可愛らしい花を咲かせる様子を見つけるたび、春が来た喜びをしみじみと感じます。
    桜が散る頃咲き始めるチューリップは花の色彩や模様、形が豊富で、どんな品種を組み合わせて咲かせようかと、 春の庭を想像して秋に植え込む作業はとても楽しいものです。
    今年は、黒に近い濃紫の“クイーン・オブ・ナイト”と白色に紫色の覆輪が入る“シャーリー”を合わせてみました。寒さが戻る日もあったせいか、二週間以上咲き続け、“クイーン・オブ・ナイト”はしだいに艶を増し、“シャーリー”はだんだんと全体が紫色に染まり、花色の変化も楽しめました。
    これまでいくつかの種類のチューリップを育ててみて、我が家のように小さな雑然とした庭には、花色は濃いめではっきりしているもの、形はシンプルですっきりしている品種が、花壇の中で際立つこと、また色形ともに崩れにくくより長く楽しめると気が付きました。
    八重咲きで薄桃色の“アンジェリケ”、花びらのふちが鳥の羽のような“ブラック・パーロット”など、花屋さんで並ぶような品種に憧れて庭に植えたこともあるのですが、複雑な花形は雨や風に当たると形が崩れやすく、淡い色は褪せやすい、なかなか上手に咲かせることができませんでした。
    そんな反省点も顧みて、さあ次はどんな花を咲かせようかな、と思いを巡らせるひと時も園芸の楽しみのひとつ。小さな幸せの種をたくさん蒔いて、大きな喜びの花を育てる、そんな庭づくりがしたいと、つねづね感じます。
    新緑がみずみずしく暖かな風に誘われて自然と外に出たくなる季節、庭いじりを始めるのにもいい頃ですね。
    私も、お客様の庭や我が家の庭、そして旅さきで出会った庭や自然を通して感じたこと、気が付いたことを少しずつお伝えしていこうと思います。(文・小川祐子)
    | 植物 | 16:09 | comments(0) | - |
    鳥たちの巣作り
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      五日市街道の小金井公園近くを走っているとき、ふと空き地に目をやると、地面に落ちた枯れ枝を集めるムクドリが数羽。地面をせわしなく走り回りながら、枝をくわては頭を上に向けて立ち止まり、気に入らないのか、また走り回って枝をくわえ直しています。きょうは、やはり枝をくわえて、軒下を行き来するハトを目にしました。鳥たちは、巣作りに追われているようです。

      ハトの巣は、人の目につきやすい枝の上に、枝をせいぜい20本くらい大雑把に置いて、そこに数個の卵を産みます。すきまだらけなので、卵はしばしば落っこちるし、ネコにもかんたんに狙われるし、あまり工夫が見られません。

      これに比べ、カラスの巣は、いわば鉄筋コンクリート造りです。まず、針金のハンガーを100本以上、クチバシと足でたくみに組み合わせて、太い木の股にがっしり固定します。これが鉄筋の基礎になります。このベースは、直径90センチ厚さ40センチにもなります。その上に、太い枯れ枝とビニール紐をつかって、木造部分を20センチくらい積み上げます。そこにさらに、木の皮、シュロの繊維、紐などで、やわらかなクッション部分をきれいに丸く作ります。最低3層以上の、見事な口技?には、ほとほと感心します。しかも、人がかんたんに登ってこられないような、ケヤキやマツなど大木の上を慎重に選ぶのです。

      以前、鳥の巣箱を手作りしてお客様宅に設置してみました。結果は上々で、2個とも毎年巣作りに利用されています。どうやら、シジュウカラのようです。

      巣箱を利用する鳥は限られていて、スズメやムクドリなど20種くらいです。自然の木のうろなどに営巣する習性のある鳥に限られます。設置は夏から秋が向いています。

       初夏になると、虫をくわえてヒナに運ぶ親鳥たちと、ピーピーと親を呼ぶひな鳥をたくさん見かけるようになるのです。(文責・藤本邦彦)
      | 生きもの | 18:25 | comments(0) | - |
      秩父の新緑
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        | 植物 | 14:54 | comments(6) | - |
        ホームページ開設いたしました。
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          五月の連休が明けた頃は、暦ではもはや夏になります。七十二候では「みみずいずる」と言います。虫が活動を始めますのは、二十四節気の「けいちつ」のころ、三月初旬です。どうやらミミズは、たいへんなスロースターターのようで、二月遅れでやっとこさ起きてくるありさまです。

          私どもも、ミミズ同様たいへんなスロースターターでありまして、いまさらですが、やっとこさホームページの開設にこぎつけました。もとよりパソコン音痴の私に、そのようなワザがあるわけもなく、若いスタッフが懸命にやってくれました。

           まだまだ、足らない部分があろうかと存じます。忌憚のないご意見を頂戴できれば、幸甚でございます。

           

           つい先日のこと、剪定の仕事で、秩父市の三峰口の手前に行ってきました。

           施主様は、三國連太郎氏と同年、御歳91歳になられるご老女です。ネコの「来たろう」と二人暮らしです。長く国会議員を勤められたからか、かくしゃくとしてお若く、毎日ブログを更新しておられるので、驚きです。

           ネコの「来たろう」は、とてもいいやつです。もう20歳とのこと、だいぶ毛が薄くなっているものの、とても元気で、ひとなつっこい。

           生垣の下の草むらが、ごそごそいっているので「来たろう」かと思うと、なんとメスのキジが歩き回っているのです。道路わきでは、野生のサルが、タンポポの花を真一文字にくわえて、森の中に消えていった。

           里桜や桃が満開で、山は落葉樹がいっせいに芽吹いて、さまざまな緑色がまじりあって、とても美しい。秩父はもうほとんど、桃太郎の世界に来たような、桃源郷でありました。  (文責・藤本邦彦)

           

          | お知らせ | 14:25 | comments(3) | - |
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