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ユウゲショウの花
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     いい天気に誘われて、ふらふらと散歩に出かけました。ソーシャルディスタンスがとりやすいのは、またしても空堀川沿いです。川沿いには、カワヤナギや、イヌコリヤナギ、クワなどがたくさん生えています。これらの木は「尾状花序」という犬のしっぽに見立てた、というかむしろ毛虫のような形の薄黄色の花序を出しますが、花には見えませんね。これらは昆虫に頼らない風媒花で、風で花粉を飛ばして用済みなった毛虫っぽい花柄がくさん散らばっていました。

     早春は黄色い花が多いように思います。レンギョウ、スイセン、タンポポ、ナノハナなどなどたくさんありますね。黄色い花は、ミツバチのもっとも認識しやすい色なので、早春から活動するミツバチを呼ぶためだと思われます。

     花の色や香りがいろいろあるのは、ヒトを楽しませようなんてことは当の植物たちはほぼ、まったく考えていません。虫や鳥、コウモリなどの受粉者をどう集めて、いかに効率よく、うまく受粉させるかということを真剣に突き詰めた形なのです。そこでこれからいろんな昆虫が出てくるのに合わせて、花の色も多彩になっていきます。ヒトの勝手な都合で品種改良されて、虫に相手にされないかわいそうな花もあるのでしょう。

     コンクリート護岸にグレゴマが這っています。通り過ぎてから、花に違和感を覚えてよく見ると、シソ科のグレゴマは漏斗状の細長い花なのに、こっちはランのような小花がついています。弊社の優秀な女性スタッフに問い合わせると、すぐに回答があり「ツタバウンラン」もしくは「シンバラリア」だと同定。ゴマノハグサ科なのにランのような花で、冬枯れするグレゴマより地被力がありそうです。これはもっと使わなくては。

     

     

     今日は青や紫っぽい花も目立ちました。アラセイトウ(ショカツサイ)。よく似たゴウダソウ。ツリガネスイセン、カラスノエンドウ,、

    オオイヌノフグリなどなど。白い花では、コデマリの生垣が満開でした。

     そういえば今日は、シジミチョウやモンシロチョウ、ハエなども見かけました。虫が多様化すると、花の色も多彩になってくるのです。

     

     夜8時10分から、春風亭一之輔師匠の落語生配信を見ました。コロナ騒動がなければ、上野鈴本演芸場に上がっていた今週この時間にYouTubeで無観客生実況しようって試みで、話題になっています。今夜が6夜目。今夜は「らくだ」でした。6夜ずっとみてきたけど、今夜がいちばんよかった!

     たまたま通りかかって騒動に引っ張り込まれる「くず屋の九さん」は多くの演出は、運悪く居合わせた強引な兄ぃに無理やり酒を呑まされていつのまにかぐずぐずになっちまったってやりかたですが、一之輔師匠描く「九さん」は実は今までも酒でさんざんしくじって職を転々としてきたんですね。きょうも無理難題をずっと我慢してたんだけど呑まされて最後にとうとう本性をさらしちまったってところを、とても自然に得心できる演出でやられていて、時間でうしろをはしょったけれど出色の出来でした。ものすごくすんなり入ってきました。

     

     

     ユウゲショウがきれいだったな。雑草なので摘んできました。夏の花のオシロイバナの姉妹で、両方ユウゲショウ(夕化粧)と呼ばれるそう。でもあれでしょ?オシロイバナって、わさわさ茂って、唇をとんがらせたような花を次々咲かせ、あげくは黒いつぶつぶの実をつけて、実をつぶすってえとオシロイみてえな白い粉が出てくるからオシロイバナってんでしょう。ぜんぜん違うと思うな!あばずれってえか、世間慣れしてるってえか、場末の花魁って感じでいやですね、あっしゃ。

     それで、両方を区別するんでこの娘のことは「アカバナユウゲショウ」って特別に言うらしい。形は有名なツキミソウの一重の花です。濃いピンクで大きさは十分の一くらいしかないけど、ものすごく目に留まる楚々とした美少女なんすね、この娘は。花言葉は「臆病・内気」だそう。夕方から化粧するってんで、わけあって水商売に身をやつしているけどなんだか色っぽいんですね。でもほんとは、昼から咲いてることが多くて、きょうも昼前に撮りました。化粧慣れしてなくて、朝から懸命に練習してたんですね、きっと・・・

     ツキミソウなんかより、あっしゃあこっちのほうがだんぜん好きでがすね。

     

     なんだか一之輔師匠の影響で後半の口調がすっかり、「くず屋久兵衛」になっちまいました。どうぞご容赦を。

     

    文責・藤本邦彦

    | 植物 | 00:07 | comments(0) | - |
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