中野の看板ネコ
0

      東京に雪が積もってからもう、一週間経ちます。普通ならとっくに、なくなっているのに、毎日寒くてちっとも融けませんね。まいりました。冬眠しているわけにもいかないので、無理矢理仕事していますが、雪の上に一日いると、足から冷えきってたいへんです。

      きょうは日曜日ですが、都内中野区で仕事していました。朝、施主さま宅近くの個人商店をのぞくと、カウンターにおかれた50センチ立方のドリンクの加温機上で、かまどネコがねこけています。温かいので、完全に溶けて、延びているのです。ネコ好きとしては、たまりません。きっと、店の看板ネコなんでしょう。10時の休憩時に温かいお茶を買いに行きました。ネコをいじりたおして、かわいいっすねとほめてやったら、何かサービスしてくれるかなと、すこーし期待しながら。

     

    本文と画像は無関係です

     

     ネコがいません。

     「ネコ、いないんすか?」ときくと、政界のフィクサー役で出てくるときの“伊東四朗”さんに似た中年店主は、ぶっきらぼうな無表情で「うん、いないね」とひとこと。取り付くシマもないので、仕方なくお茶を3本買って、小銭でじゃらじゃら払って帰ろうとした背中に、「一円足りない!」の一言。

     店の外に出て、この情景に微妙な既視感を覚えたのです。

     そう、落語“時そば”です。ヒマな職人、熊さんは、屋台の蕎麦屋をほめたおして一分くすねるやからを見かけて、さっそく真似してみます。ところが、つかまえた屋台は、とんでもなく不愛想な蕎麦屋。小銭でじゃらじゃらと払って、得するつもりが逆に払いすぎたってなお話。

     この情景って、まさにこれだ〜と、ひとりひざを打ったのでした。

     で、お茶はってえと、コンビニ繁盛店の加温の足りないぬるくさいお茶とちがって、回転の遅い分、とてもあちちな、ホットなお茶でありました。あったまりました。

     

    文責・藤本邦彦

    | 落語・演芸 | 20:02 | comments(0) | - |
    ブラジル滞在記
    0
      皆さまご無沙汰しておりました。。元社員現アルバイトの武田です。久々の投稿となります。

      自分は現在二度目のブラジル・リオデジャネイロ長期滞在の真っ只中です。骨の髄まで冷え込んでいるであろう日本とは違い、ビーチでのんびりできるほど暖かい陽気です。流石裏側と言ったところでしょうか。

      さて、自分が今何をしにブラジルへ来ているかと言いますと、現在こちらのサンバチームの打楽器隊のメンバーに所属しています。ブラジルに何百とあるサンバチームの中でも特に歴史の古いチームに所属しています。目的はそう、あのリオのカーニバルに出場するためです。1チーム4500人ほどが参加するのですが、その中で楽器隊として出れるのはおよそ270人。しかもほぼ現地のブラジル人です。かなり狭き門ですが日本人としての意地を見せて頑張っております。


      大きなチームになると専用の建物を所有しています。自分の所属するチーム、Mangueira (マンゲイラ)も大きな施設を持っています。ここで練習やイベントを行います。早朝までイベントが続くこともよくあることです。

      サンバチームの多くはファベーラというスラムのコミュニティが母体となっています。Mangueiraもその1つです。ファベーラの多くは急斜面の丘にあり、ブロック積みの家が密集して建っています。

      自分は今Mangueiraのファベーラの中にある知り合いの家に居候しています。ここでの生活は日本ではありえない事ばかりです。水は止まるし電気は不安定だし。
      しかし面白いこともあります。家が密集していることもあり、昔の日本の長屋のように、近所の人たちがふらっと家に来てはお喋りをして帰っていく。子供達が来ては遊んでいく。家の人が言ってました。「ここに居るみんなは家族なんだ」と。
      ブラジル人でさえ入りたがらないファベーラの中には大きなコミュニティの絆がありました。そのコミュニティの一員として地域の人々が受け入れてくれた事が何より1番の喜びです。

      ここにはもしかしたら今の日本が失ってしまった大切なものが沢山あるのかもしれません。まだまだブラジルという国、雨が降ればすぐ洪水になるし、盗難強盗はよくある話。仕事を探すのも難しく、路上生活者が町中に居る。それでも皆懸命に生きています。生きることがなんなのかを強く考えさせられている今回の滞在です。

      ここに居れるのも何かの縁です。この縁を大切に残り1ヶ月半の滞在を過ごしていけたらと思います。


      文・武田
      | 音楽 | 01:27 | comments(0) | - |
      2018年 あけましておめでとうございます
      0

        あけましておめでとうございます。

         

          動物名の入った植物名は、数百種あります。このうちとりわけ多い動物が、今年の干支、戌です。古くからヒトに一番身近で、従順な動物だからでしょう。

          大半の植物でイヌの名は、本家に似ているが役にたたないとか、低級という意味で使われています。イヌにしてみたら、たいへんに不本意ですね。例えばビワは、バラ科で実が大きくおいしい。対するイヌビワはイチジク科で、別物。勘違いでついた名前です。種が多く、小さく食べにくい、おいしくないビワの意味です。

         

         

         

          illust/mio.morii

         

          草のネコジャラシは、エノコログサが本名です。エノコロは子犬の意味で、ふさふさの花穂を子犬のしっぽに見立てて、形を形容した数少ない用例です。子犬のしっぽに子猫がじゃれて遊ぶ、平和な光景が浮かびます。いい名前です。


        本年も、みなさまのご健勝と、安寧を祈念いたします。

         

         

        2018年元旦

         

        アルテ造園  

        藤本邦彦/小川祐子/神田竜平/森井未央/名和田俊二

         

         

         

         

         

         

        | 植物 | 09:12 | comments(0) | - |
        カレハガ
        0

           

           カレハガです。

           木の下の枯れ葉を掃除していたら、風もないのに動く枯れ葉があり、よく見ると、ガでした。それくらい、羽がそっくりに擬態しています。  

           

           

           夜行性なので、ばたばた羽を動かすだけで、飛び立とうとしません。ガとしてはかなり大きめ、6センチくらいあります。昼間は羽を閉じて、じっとしています。羽を閉じていると、枯れ葉が2枚合わさったように見えます。葉脈もきちんと再現していて、頭の触角は葉柄そっくりに突き出ています。すごい造形です。

           万一、鳥などに襲われると、羽を広げます。すると派手なオレンジ色の地に黒の目玉マークが現れます。ほんとうにうまくできています。羽は分厚い鱗粉におおわれているので、きっとぱさぱさして、うまくないのでしょう。

           大きいので、たぶんメスです。カレハガの卵を画像検索すると、まん丸白地のボールに緑のマーブル模様がついていて、とてもきれいなすごいデザインです。

           持ち帰って、卵を産ませればよかったなあと、後悔しています。

            

           文責・藤本邦彦

          | 生きもの | 20:39 | comments(0) | - |
          社員募集、締め切りました
          0

            社員募集を、締め切りました・

            ご応募いただいた方、ご協力いただいたみなさまに、御礼もうしあげます。

            ありがとうございます。

             

            藤本邦彦

            | 仕事 | 05:43 | comments(0) | - |
            | 1/29PAGES | >>